青臭くてあざとくて、なんだかセンスのいい学生映画みたいだった。設定は面白いけど、コア部がすっからかんだから、ただ基本設定を遂行するためだけになっているようで勿体無い。時間配分も雑で、全体的に散漫さと…
>>続きを読むカウリスマキの初期作。
活劇性はあるが、「15人のおっさんが全員フランクって名前」「次々に死んでいく」「全員サングラス」という設定のユニークさが先行し、意外と退屈。ちと微妙。
カラマリいうからわ…
労働階級地域から楽園のエイラへ向かって15人のフランク達のロードムービー。
道中、1人2人と消えていく。
でも誰も躍起になってるわけでもなく、近所をぷらぷらしてる感じが面白い。
街で歌ったり、バンド…
このレビューはネタバレを含みます
ものすごいテンポ感で淡々と話が進んでいく。顔も隠さず店の中で拳銃をぶっ放ず男。日常の一幕のように首を吊って死ぬ男。この映画はほんとに死というものが軽い、というかアッサリ死ぬから「人生なんてこんなもん…
>>続きを読む一作目とは大違い
あるのはわかっているのに、そこに至る方法がわからない男たちの行き当たりばったり
道のりは甘くはなかったが、最後の最後、失望の後にもまだ希望がある、かも
その僅かな「かも」に向かっ…