コッポラの手がけたもう一つの青春映画。
「アウトサイダー」は、とっつきやすく明るいメロ系に仕上がっていたが、「ランブルフィッシュ」はアート色が強くヌーヴェルヴァーグとかニューシネマの香りがする前衛的…
コッポラってどれも話が面白いから展開を追いがちで、画面設計に感動したの久しぶりだった。人物の顔面を端に大きく映し出すパンフォーカス、高架下や泥路の遠近感、スローモーション、フラッシュ、魚だけに使われ…
>>続きを読む父はアル中の弁護士(デニス・ホッパー)、ギャングのボスとしてモーターサイクルボーイと呼ばれて尊敬を集めた兄(ミッキー・ローク)、兄に憧れる不良高校生の弟(マット・ディロン)。
弟が別の不良グループと…
どうやらロケーション撮影らしいのだが、時にフィルムノワールのように明暗が冴えるショットやもくもくと立ち込める蒸気はセット撮影のよう。そもそもモノクロで撮られてもいるし、不自然な左右対称のショットもあ…
>>続きを読むフランシス・コッポラへの最新インタビューのなかで自身の思い入れある作品に挙げていたのがランブルフィッシュだった。なぜ彼がゴッドファーザーでも地獄の黙示録でもなくこの100分に満たない謂わば小品のフィ…
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