このレビューはネタバレを含みます
殺人容疑で逮捕されていたトムが故郷に戻り土地を追われた家族とカリフォルニアを目指す話。
1940年の映画で、舞台は更に遡り1920年〜30年代の物語。何か映画を観ているというよりも歴史の教科書を見て…
『怒りの葡萄』DVDで鑑賞。原作は高校の時読んでいて遅ればせながら初鑑賞。やはり社会派ドラマの名作だった。民衆の粘り強さと、特に映画では家族の絆が描かれる。文学的すぎる台詞や分かりにくい聖書の隠喩も…
>>続きを読む仕事を求めて家族全員で移動して働いては移動の日々が辛そうです。
息子が帰ってきますが、犯罪での仮出所なので、不甲斐なさがあった。
結局は、騒動に巻き込まれてしまうなど、落ち着いた生活が出来ずに苦悩し…
土地に根付いて生きていけることの尊さを思い知る。
根無草になり、放浪の旅を続けるのは、一家だけでない。同じような境遇でキャンプを転々とする群衆もまた、丁寧に描かれている。
貧困に喘いでいる間は、…
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1930年代のアメリカ。この時代の農民達の苦労して生きていく姿は今のアメリカからは想像もできない。
雇い主から土地も賃料も取り上げられても小作人達は受け入れることしか出来ない理不尽。Hフォンダ演じる…
1930年代のアメリカ中部のダストボウル(砂嵐)被害から始まる物語。
土地を追われた小作農の一家が家族を失いながらも豊かな土壌のある西海岸へと向かい生きる術を模索する。
この災害はもともとは草原だ…