原作はアメリカの文豪ジョン・スタインベックで本作によりピューリッツァ賞、ノーベル文学賞を獲得している。
1940年制作、ジョン・フォード監督により西部劇タッチのヒューマンロードムービードラマに…
思い出のものを一つひとつ手に取るシーンがあって、イデオロギーではなく人間の生活が際立つ感じがして好き。
脱獄か!と笑い、妊娠か!と笑う(デリカシーないよね)一連のシーン、砂漠には骨が落ちているらしい…
大学の消費と経済という授業の教科書の初めにこの原作が紹介されていたため、レポートの参考にしようと見た。教科書には原作の飢えた農民の前でとれすぎたオレンジを焼き払うシーンについて述べられてたけどそこが…
>>続きを読むフォードの映画には二つの意味でのリアリズムがある。
まず、検問されたとき、「病気の老人がいるんです」と言ってぐったりしたおばあちゃんを見せる。だが、その時すでにおばあちゃんは亡くなっていたことが後で…
ジョン・フォード監督、ヘンリー・フォンダ主演作品です。原作は未読です。1930年代アメリカ西部の小作人の惨状を描いた映画です。かなりリアリズムに溢れていて目を反らしたくなる場面がありました。子役たち…
>>続きを読むこれまた素晴らしい、、傑作ロードムービー
こんなにもタイマンで勝負出来る力強さ
パンパンでヨレヨレのトラックにて祖父母親戚含め一家丸ごと移動せざるをえない状況。バックボーンには執行猶予付きの仮釈放と…
このレビューはネタバレを含みます
1962年の日本初公開時のポスターには、
「砂塵と飢えに追われる集団移民の実体。アメリカ映画史にしるす名作」と書いてある。
人を殺し7年の刑務所暮らしのはずが4年で仮出所してきたトム・ジョード。
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死ぬまでに観たい映画1001本より339本目
過酷な農業事情を時代の移り変わりを背景に描いた作品ですが、家族の物語と大人な「スタンドバイミー」にも見えました。
主人公は前科持ちですが、話を拗らせ…