ジョン・スタインベックの原作を映画化。だが、原作のダイジェスト版という印象で、母親がコーヒーの砂糖を値切るシーンや、最後のローザシャーンの行動などは存在しない。全体的に『怒りの葡萄』を上手く表現出来…
>>続きを読む塀をなぎ倒し粗末な家までをも破壊していくトラクターが、数十年の人生で見てきた様々なものに変換されていく
姿形は違えど、この暴力が今も存在し続けていることが非常に嘆かわしい
おんぼろトラックは、一家の…
冒頭、人のいない十字路をヘンリー・フォンダが歩くロングショットが格好良い。
出立前におかんが荷物を整理するところもとても良かった。いまは身に着けないイヤリングを試着したり、手紙を燃やしたり…、何と…
パワフルでショックな展開のなかで、風景にポツンとあり少しずつ移動する人間や車の寂寥感に胸がいっぱいになった。土地を奪われ、これまでの人生に否応なしに別れを告げ、行く先も全く定まらない、初めから強制さ…
>>続きを読む ジョン・フォードがスタインベックの原作小説を映画化。
大恐慌時代、砂嵐で農作物も育てられず、オクラホマからカルフォルニアへ旅をする家族の物語。
これはハマりませんでした…。
ずっとストー…
Blu-rayで再見。土地というアイデンティティを失った農民は残された良心と安住の地を求めて永い旅に出る。
フォードのキャリア中でも、といっても文学の映画化なので下手に評価するのは正しくない気もす…