タクシー・ブルースの作品情報・感想・評価

『タクシー・ブルース』に投稿された感想・評価

社会主義国家が激動の後に産み落とした謂わばもう一つの"タクシードライバー"。
然し本作側にはデ・ニーロ演じた主人公トラヴィスが前述作で最後に経験する脚本展開〜謂わゆる"断裂からの再生の芽吹きや提案"…

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cinemar

cinemarの感想・評価

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陰キャタクシードライバーと見せかけてシステマの猛者なのジワる。
えり子

えり子の感想・評価

3.6

タクシー運転手が旧世代の人間で、サックス奏者が新しい世代、アメリカ文化を受け入れ、柔軟です。
ソビエトも段々変わりつつある、なんて思ってたら、30年後の今は、我々は被害者だと、愛国心を鼓舞し、ウクラ…

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一人旅

一人旅の感想・評価

4.0

第43回カンヌ国際映画祭監督賞。
パーヴェル・ルンギン監督作。

モスクワを舞台に、タクシー運転手・シュリコフとサックス奏者・リョーシャの交流を描いたドラマ。
崩壊直前のソ連を舞台にした作品。
シュ…

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仕事一筋体育会系おっさんが暑苦しい主従関係を築こうとしたり、自分の気持ちに整理がつかないまま嫉妬に燃える様は非常に見応えがあった

ペレストロイカ時代で旧世代を皮肉っているんだろうけど、こういう上司…

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ROY

ROYの感想・評価

4.4

モスクワが友情を語りはじめた。

アル中、ドラッグ、SEX。喧騒と静寂の街からブルースが聞こえる。

矛盾に満ちた現代モスクワの表情の中に、タクシー運転手とアル中のユダヤ人サックス奏者との奇妙な友情…

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カンヌ受賞したってことで昔見たんだけど予告にあるようなおっさん共の喧嘩しか最早記憶に残ってない。

ソ連が経験した激動の時代の断面図。
順応する者と取り残される者の距離、愛の喪失、横たわる虚無感、もう全てがいとおしい。
徐々に忘れ去られていくであろう当時の空気感が、こうして一つの作品内に圧縮され、…

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smart

smartの感想・評価

4.4
男の友情の揺れ動き。バグダッドカフェのミラー版ともいうべき人間関係のブレ。
評価2.5
売れない音楽家が売れた時の運転手の涙が嫉妬か嬉しさか気になった。
主人公は不器用なひと
労働者階級
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