エデンの東の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『エデンの東』に投稿された感想・評価

mako
4.0

◎80点
午前十時の映画祭12で鑑賞。
〈4Kマスター版〉

原作は、ジョン・スタインベックの同名小説。
旧約聖書のカインとアベルをモチーフ。
カインとアベルの確執、カインのエデンの東への逃亡の物語…

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愛を求めるキャルの健気な行動に同情しました。
あんなお父さんや兄の態度は酷すぎると憤りを覚えました。
最後のお父さんの言葉でキャルの愛は満たされたんでしょうか…

«I've been jealous all my life. Jealous, I couldn't even stand it. Tonight, I even tried to buy you…

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キャルが父に泣きつく姿が忘れられない。
ジミーの存在感に焦がれる。

米文学の巨人ジョン・スタインベックによる重厚な物語と、名優ジェームズ・ディーンの熱演。音楽はシェーンベルクっぽくて好きだ(どうやら作曲者レナード・ローゼンマンは彼に師事していたとのこと!どうりで!)…

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家族というだけで何とか繋ぎ止められてきたものが壊れるのは一瞬で、どれ程の努力をしても元の形に戻ることは無い。
4.2

普遍的な意味合いでの"善人"が"善人に見えない"時点で勝ったも同然な作品だが、ジェームズ・ディーンを含めた周辺人物を情感を伴って映し出すカットのどれもが美しく、見飽きない。この時代特有の横長シネスコ…

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痛いぐらい真に迫る映画

兄弟の辛さ、親子の辛さが凄く良く分かる

愛はいつも近くて遠い

久々にスタインベック「エデンの東」を読んだのでこちらの映画版もこれまた久しぶりに鑑賞した。キャルとアロンの父親アダム・トラスクの少年時代から始まり、そこへ作者スタインベックの母方の実祖父サム・ハミル…

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エリア・カザン✖️ジェームズ・ディーン
若くして自動車事故で命を落としたジェームズ・ディーンの出世作

主人公キャルは兄ばかりを可愛がって自分を邪険に扱う父に悔しい思いを抱いていた
父に振り向いても…

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