心中天網島の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『心中天網島』に投稿された感想・評価

wong

wongの感想・評価

3.8
パッケージにも採用されているキスシーンの照明。心中の時の人形のような表情。
髪をきること。監視する黒子
本日の映画2本目
U-NEXT

文楽から始まるのと黒子も出てくるので、治兵衛と小春が人形のような気がした。
画面作りが面白かった。

吉田玉男さんの治兵衛を思い出した。
moon

moonの感想・評価

3.8

人形浄瑠璃の映画化ということからか、黒子まみれで舞台美術のような装置。なにより一人二役を演じる岩下志麻の存在感がすごい。(解説読まなければ気付かなかった

妻子ありながら女郎に入れ込む治兵衛がとにか…

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ギャスパー・ノエから逆輸入。

その圧倒的なメタ構造とルックの徹底によって、古典芸能から現代ならではの映画芸術にしてみせる手捌きが格好良すぎます。

カメラは成島東一郎さん。
流石です。
chicken

chickenの感想・評価

3.7
黒子が作中に出てくるだけじゃなく、顔が見えるくらいクローズアップされてたりして面白かった

人と話していた時に出てきて気になっていた、ゲオの宅配レンタルでいつも貸し出し中になっていたので予約して借りた。

岩下志麻さん美人すぎる、、鼻筋が美しい
舞台のセットが前衛的でかっこいい
文字や絵が…

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これは、近松門左衛門の人形浄瑠璃を映画化した異色作だったけど、私は高校生の時に名画座で観て、こんな映画もあるんだと思ってびっくりしたものでした。

日本の古典芸能というのは、生で観ても難解で、なかな…

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takeit

takeitの感想・評価

4.1

意味構築のプロセスに目を向ける、語り方に目を向けさせるって点では、セット壊しとかカメラ目線とか黒子に焦点を当てるとことかが自己言及的なのかな
溝口の『近松物語』と比べると、いわゆる濡れ場を描くかとか…

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lag

lagの感想・評価

4.0

頭から足までこの世は金。垂らしたぶらかすが仕事。人ひとり殺すのは後で取り返せないがその先まで考えてない。肌身離さず持った手紙。同士の義理。これが務め。今は言えないが黙って通してくれ。連れ去られて他人…

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sowhat

sowhatの感想・評価

4.0

【真の主役は黒子たち】

人形浄瑠璃と歌舞伎と現代演劇を足して3で割ったような映画。ストーリーはほぼ原作通りだが、演出の斬新さ、無駄を削ぎ落とした美術と音楽の無常感、二役を演じた岩下志麻(公開時28…

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