福岡県の柳川を舞台にした、滅び行く町と男女の恋愛のすれ違いを描いた悲劇。
江口という男が、大学生の時に卒論を仕上げるために静かな柳川を訪れた過去を回想する場面から物語は始まる。
一部だけ色彩を残して…
「転校生」「時をかける少女」と、大林宣彦監督は尾道を舞台にした作品を撮ったところで、柳川を舞台にしたこんな作品を撮っていたんですね。知らなかったです。
新人の山下規介が初々しい。彼の棒読み演技も「…
「相手を思って身を引く」とは名ばかりだったなと感じるし、
あんな人間関係の中に居ればめんどうくさくなって死にたくなるのもわかる
気位が高いというよりは、他者との対話や相互理解、自身の感情をどうにかす…
泣き声のところでそっちの話なのかと勘違いしたけれど柳川の町並みのノスタルジーとプライドの高い良家のお姉ちゃんの思い込みによる悲しい話。柳川に行ったのは3年前だからこの頃とイメージは違うけれど綺麗な水…
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尾美としのりさんはいいなぁ
あの天才的なまでの素朴さ
出そうと思って出せるものではありません
若い頃の小林聡美さんがとてもチャーミング
心の底の深いところで誰を想っているか
誰も分からない自分で…
大林映画に出てくる人たちは、生のスピードが現実社会のそれに比べてゆっくりしているような雰囲気を持っていることが多いと思うのだが、時が止まっていて未来がない柳川の町は、キャストの持つそうした雰囲気によ…
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