【聖者の行進】
殺伐とした戦場に陽気なブラスバンドが響きわたる、ユーモアとアナーキズムに満ちた、岡本喜八監督、三船敏郎主演の実話を基とする戦争映画。
激戦地に赴いたアウトロー熟練兵が少年音楽隊を率…
「映画監督・岡本喜八 生誕100周年記念プロジェクト in 新文芸坐 vol. 3特集「戦中派」岡本喜八」(24年8月1日~21日)いよいよ本日最終日。
特大ゲリラ豪雨に直撃されましたが、何とか最終…
「独立愚連隊シリーズ」第7作にして最終作。終戦直前の中国戦線、小杉曹長(三船敏郎)は、銃を持ったことが無くハタチにも満たない軍楽隊の少年兵13名、そして、はぐれ者の兵隊3名(佐藤允、伊東雄之助、天本…
>>続きを読む岡本喜八監督が、「独立愚連隊」「西へ」「どぶ鼠作戦」のジョン・フォード西部劇にオマージュした戦争活劇🪖三部作を、少年版として総決算した傑作。小杉曹長三船敏郎が、上官殴打の懲罰で最前線陽家宅に左遷され…
>>続きを読む「戦争映画」と聞いて何を思い浮かべる?これを見るまでは、規律、忠誠、自己犠牲、お国のために散る美学、だとおもっていた。この映画はそんな凝り固まった脳をダイナマイトで爆破してくれました。
これは戦争…
クストリッツァの『アンダーグラウンド』より何十年も前に、こんな映画があったのか。爆撃の音と共に火葬場に響き渡る「聖者の行進」の演奏が頭にこびりついて離れない。
岡本喜八の映画久しぶりに観たら、もう…
人生でぜったいに浴びるべき衝撃。
前半笑い、後半シリアス、クライマックス衝撃の完璧な構成と言えるのではないか、と思う。
喜劇風に描く戦争の、あの時代の面白さ、やはりギャップが笑いを生むのだろう。…
今の所外れ無しの喜八イズム陰と陽の最骨頂。
毎度お馴染みな三船先生と仲代先生は言わずもがな、群を抜いてカッコいいのは天本先生。
「プライベートライアン」の元ネタなのかと思うくらいプロットそっくり…