ウンベルトDの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ウンベルトD』に投稿された感想・評価

体が弱いとか病気で働けないのかと思ったら健康体なんかい。しかもちゃんとした職に就いてたのに貯金もしてなかったのか。打開策はそれなりにありそうだったからただただ哀れなお爺さんだな…って気持ちしか湧かな…

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b
3.9
病気持ちで生活が困窮している独居老人の日常を淡々と描く。
こんな老後だけは送りたくないよ~世知辛すぎる
犬のフライクがかわいいのだけが僅かな救い
す、すげぇ。悲喜劇の作り方上手すぎる。
T0T
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2025.8.16 12-20

第二次世界大戦の前と後、その間において、プロパガンダ映画、国威発揚のプロパガンダが広がり、そして凄惨な出来事が記録された映像が出てきた。第二次世界大戦という出来事の…

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4.0

30年間公務員として働いてきたのに老後に受け取る年金額では生活できないという破綻した状況にある戦後のイタリア
きっと物価が上がってるのに支給額が据え置きなんだろうな、国民を養うことができなくなってる…

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ウンベルトもうちょっとできることあるだろとも思うけど、それでもラストシーンはしんどかった。

ほんの少しの仕草や音での表現が多いから集中力いる。
4.0

「自転車泥棒」のヴィットリオデシーカ監督作品。1952年。敗戦後のローマで年金暮らしをする老人が家賃滞納からアパートを愛犬ともども追い出されそうになる…という物語。面白かった。「自転車泥棒」以外にも…

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gumico
3.5

自転車泥棒のヴィットリオ・デ・シーカが監督。自転車泥棒も見てて辛いものがあったけどこちらもなかなか。
今の日本の現状と将来のことを考えるとどこか他人事とは思えず。
物乞いしたいけどプライドが邪魔して…

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JB
4.4

貧困に打ちのめされる主人公が金策に奔走する姿を描く、ヴィットリオ・デ・シーカによるネオレアリスモの傑作。当時のイタリアの社会の様相を辛辣に描いていて、主人公の愛犬フライクだけが唯一の癒し。

映画は…

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4.5

フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』には、彼のすべての小説がそうであるように、主人公ラスコーリニコフの他にも、主人公クラスの人物が様々に造形されており(ポリフォニックな群像性)、そのうちの1人にマ…

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