バシっと構図のキマった美しい四季の映像が続き、台詞は最小限。分かりやすいエンタメを摂取しすぎていたせいか、ふわっとしか理解が追い付かなかった。キム・ギドク作品はエログロなイメージだったが、仏教がモチ…
>>続きを読む昔の知り合いで、好きな映画の話になり、このタイトルが出た。
もう連絡は取ることない相手だけど、この映画について話したいなと思った。
もっと早く観ればよかったな。
はっきりとした説明が省かれているの…
このレビューはネタバレを含みます
山奥の湖に浮かぶ小さな寺院
思春期の坊主の前にヌメっとした女が現れる
思春期ゆえヌメっとした関係になり
女を追って寺院を出ていく
秋になり、人を殺して戻って来る坊主
和尚が猫の尻尾で描いた般若心経を…
2024.04.19
ギドク監督作品 8本目
後半になるにつれギドク色がグッと濃くなり、とても深く美しい映画だなと感じた
感想を言葉にするには難しい作品だけど ” 春夏秋冬…そして春 ” が…
手にしたものはいつか失う
【感想】
一人の男の人生と季節によって表情を変える大自然が諸行無常を感じさせる。度々使われる引きのカットが、人智を超えた存在がちっぽけな人間を見守る様子かのように思われて…
「春夏秋冬そして春」
静謐と熱情。そして人生。
素晴らしい映画でした。今まで観ていなかったのが悔やまれるほど。小説の様な、それでいてどこまでも映画的で、何より写りめぐる四季の美しさに目を奪われてし…
このレビューはネタバレを含みます
まず、素晴らしい場所を舞台にしたと思いました。美しい映画だ。
一番印象に残ったのは「秋」だったかなあ。和尚の最期、「閉」「閉」「閉」…の画、そしてあの涙は、凡庸な表現ですが当分は私の記憶から消えな…