究極のセルフドキュメンタリー。
撮り手と被写体が同一の時に、どうしても漂う嘘くささを逆手にとったような作品。
サバイバル生活している様子を1台のカメラ「マーク2」で撮影していき、映画を撮れなくなった…
このレビューはネタバレを含みます
知人に教えてもらったキム・ギドクの過去作品を次々と観て、ひとりレトロスペクティヴ状態だったのですが、そんな流れでギドクのドキュメンタリーを観ました。
「悲夢」の撮影中に、自殺未遂シーンを演じていた…
ある監督の怨嗟・悲泣・憐憫等の自己撮影品
キム・ギドクという韓国映画監督。ある映画撮影中の俳優死亡未遂事件にショックを受けその後一切の映画撮影が出来なくなり、山村の質素な小屋にて3年間隠棲生活。そ…
このドキュメンタリーなのか、映画なのかと感じながらの91分。
監督の言葉、思い詰め泣き出す、そしてそれを客観的に映像で観ている監督。
監督の語った話に嘘は無いとは思う。
しかし私は観ながらも複…