まごころに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『まごころ』に投稿された感想・評価

3.8
子供たちが、親を大切に思い、友を大切に思い わだかまりも晴れていく
でもラストだけが嫌かな
時代とはいえやはり受け入れられない

原作は石坂洋次郎。成瀬が脚色。婿養子の夫婦と、夫の過去の恋人が、同じ町で暮らしている。婿養子の方は妻と不仲。恋人は夫と死別。お互い、女の子がいるが、実は親友同士、という設定。そして子供を介して過去の…

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戦前の上質な情操教育映画。

子は女が育てるべきであり、母が立派であれば子も立派に育つ。従って、夫となる者は、妻への教育を欠かすべからず・・・みたいな。

穿った見方をすると、このような当時の価値観…

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4.0
入江たか子(長谷山蔦子)
高田稔(浅田敬吉)
村瀬幸子(浅田夫人)
悦ちゃん(その娘 浅田信子)
加藤照子(長谷山富子)
藤間房子(その祖母 )
清川荘司(岩田先生)
道徳学習みたいな要素もあるけど子供のあどけなさ・心根の優しさの描き方が快い。この頃は戦争観がまだ相対的に明るいなあ。

石坂洋次郎原作、成瀬巳喜男脚本・監督。

1939年、昭和14年公開作品。

対照的な二人の少女の心の揺れ動きが、丁寧に描かれている。
子どもは、大人が思っているよりずっと、純真で、大人で、いろいろ…

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激烈百合映画。大人から子供への説教シーンがキショくて良い。親に自分の体重を預けるということ。移動シーンなんて全部省略できるといえぱできるのに、執拗に反復してるのがすごい。ダイアローグを撮る時に人物を…

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4.0

1939年製作公開。原作石坂洋次郎。脚本監督成瀬巳喜男。

ラストの出征シーン。それこそ全身全霊、腕もちぎれんばかりに手を振っている子役の姿を見て取ることが出来る。もしかする本物の出征を撮影したので…

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tosyam
4.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公は妄想美少女。だがその人物造形がじつに先進的で。今でも充分すぎる位。親友は昔ながらの昭和の少女漫画風人物造形。たとえば誰にでもすぐヒップアタックをしたりなんかする。そんな主人公が。ある大人の事…

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DAG
4.0

富子役の加藤照子さんが眩しいですね。
手足が長くて、現代のプロポーションでびっくりします。
とても可愛いらしいです、はい。
そんな照子さんが水着で寝っ転がるんだから、
成瀬監督もやりますな。
母親の…

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