もっと学生の青春が繰り広げられるかと思ってたら非現実な出来事ばかりが繰り広げられて感情移入ができずにいたけど、色んなパターンでみんなが散り散りになっていく様子がどこか懐かしさと寂しさを感じてしまった…
>>続きを読むザラザラとした2000年辺りの感触と松本大洋の世界観をここまで再現するのは素晴らしい。
全てのシーンが美しくかつ鋭利で、あの頃の退屈さを紛らわす何かを模索に模索していた感覚をフラッシュバックさせる…
最初はこんな高校生活も楽しそうと思わせといて挿入歌が入る度にギアが狂っていく
一般的には大学生が入るとされるモラトリアム期間が高校三年生にもあるのではと考えさせられる
そんな期間と幼いプライドじみた…
(C)松本大洋/小学館・「青い春」製作委員会 2001