【不幸は人間性を問うリトマス紙】
目の前に想い人がいるのに、
「梅毒」が彼女と一緒になることを許さない。
本当は彼女を抱きたい『欲望』
でも彼女を梅毒の犠牲にしたくない『理性』
主人公は『理性…
岐阜県図書館「なつかシネマ上映会」にて観賞
県図書館の上映会、初めて行きました。
平日お昼で無料なので、客席はほぼ爺さん婆さん。
まあ、私もそんな歳になったという事です。
さておき、この映画は観…
めちゃくちゃ面白い。
前作は結核患者だった三船が今回は梅毒にかかった医者役だった。
黒澤の時代劇ものはあまり好みではないのだけど、このような人情ものはとても好物のような気がする。
主役のお医者さん…
このレビューはネタバレを含みます
他の黒澤明監督の作品に比べると地味な印象はあるものの、やはりこの人の作り出す人間ドラマは面白い。
戦時中に野戦病院で軍医として働いていた恭二は、中田という兵士の手術中にうっかりと指を切ってしまう。
…
メスの置き方悪すぎ〜手術中手袋外すな〜
恭二が梅毒に感染したことをひたすら黙っているのが訳分からん。自らを犠牲にしても尚誰かを救う男の葛藤みたいなことを描きたいのはわかるんだけど納得できないとこがち…
1944年、野戦病院で日夜激務に追われる軍医の藤崎恭二は、運び込まれた患者から不幸にも梅毒に感染してしまう。終戦により故郷に帰った恭二は、誰にも打ち明けることなく静かに病気と闘うのだった…
黒澤明…