途中までは内心が描かれないため、清廉潔白かのように思える主人公キョウジだが、終盤に心情をぶちまけるシーンからぐっと面白くなる。
だからこそ前半でもっと苦悩や不満を描いてほしかった。
三船敏郎はこんな…
▼5/2/25再鑑賞
【YouTube(角川シネマコレクション)】
▼1/5/16鑑賞
【日本映画専門チャンネル(1/1/16録画)、字幕放送】
https://filmarks.com/movi…
アクションでない黒澤明監督、私にはカメラワークは普通に感じた。もともと菊田一夫の舞台的だからですかね。三船敏郎は色男ですが、リアルクズなのもう知れてるのでそこまで感情移入できず。戦場でり患させて妊娠…
>>続きを読む三船はただ苦悶してるだけでも絵になるのだが、純潔であることを自らに課すような当時の性意識が話を無駄にまどろっこしくしている。彼を聖者と位置づける硬直的な倫理観についていけない。一方で冒頭の雨から濃密…
>>続きを読む岐阜県図書館「なつかシネマ上映会」にて観賞
県図書館の上映会、初めて行きました。
平日お昼で無料なので、客席はほぼ爺さん婆さん。
まあ、私もそんな歳になったという事です。
さておき、この映画は観…
黒澤明初期の病いゆえ身を引く男とすがる女の古典的ドラマ。この頃の三船敏郎は大根だけど声と顔面がカッコ良すぎて葉巻吹かして不敵な笑みを浮かべてほしい。七人の侍、羅生門にハマらなかった当時の自分はこの映…
>>続きを読む