パリの灯は遠くの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『パリの灯は遠く』に投稿された感想・評価

Shaw
4.8

明らかにカフカの影響下にある本作にウェルズの『審判』から役者が何人か出ているのがまず偶然ではないだろう。延々と続く人探し。全編を蔓延するまるで黒沢清のゴーストストーリーのような不気味さ... あるい…

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gena
4.2

溜まっていたレビュー連投すみません。

過去鑑賞

恐ろしい…なぜフランス人のロベールはもうひとりのユダヤ人のロベールを追いかけたのか。これはワナなのか。精神的に追い詰められるロベールをアラン・ドロ…

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K
3.7

アラン・ドロン演じるフランス人美術商ロベール・クラインが同姓同名の、ユダヤ人を追う。探すことに執着しすぎた末のラスト、因果応報なのだろうか。。

"召使""できごと"に続き観たロージー作品、これも面…

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美術商のドロンは、美術品を手放すユダヤ人から、買い叩いて優雅に暮らしていたが、自分と同姓同名のユダヤ人がいることを知る。その男を探すが、ナチのユダヤ人狩りに巻き込まれる。ジョセフ・ロージーのミステリ…

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冒頭ナチスの衛兵がユダヤ人であるかどうかの取り調べを行う。
それは中年女性を丸裸にして、体の部位を徹底的に見定める。
もうこの辺りからナチの恐怖が伝わってくる。

その時代にフランス人のロベール・ク…

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4.0
アメリカ大統領選の翌日に観ると暗澹たる気持ちになる。ロージーはやはり吉田喜重と同じで多分普通の映画も撮れるところがそこかしこに。
月
-
こわ

字幕が明朝体?で小説読んでる気分になってしばらく話が入ってこなかった
Bosch
2.5

大戦前夜のフランス、同姓同名のユダヤ人と間違われたことから、その男を探そうとするが…。

アイデンティティを模索する現代人ともダブる展開で、大戦前夜の寒々とした雰囲気が上手く描き込まれている。

一…

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他者の苦痛へのまなざし。ナチスドイツ占領下のパリでユダヤ人から美術品を安く買い叩いてたロベール・クライン(アラン・ドロン!)どうも同じ名前のユダヤ人がいるっぽい。調べるうちに境界があいまいになってい…

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Masa
3.9
それなりに面白い設定だけど話の進み方とテンションが乾きすぎて重くなる作品
アランドロンだから持った映画とも思う

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