残菊物語の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『残菊物語』に投稿された感想・評価

あー
-

全カット凄まじい
特に歌舞伎の複雑な建物の中を動き回るシーンと列車のシーンの横移動が美しすぎる
古き良き日本美が詰まってる

今までは冒頭の台詞から聞き取れなすぎて3回くらい挫折してたけど途中から慣…

>>続きを読む
lag
4.0

晩の街灯沿いを並んで歩き風鈴を買ってすれ違い過ぎていく屋台と石垣から見上げる水平移動の心地よさ。西瓜を切ってふたりで食べて人が帰ってくるまでのひと時。訪ねて探すのを柱の影を繋いで渡る町並みの奥行き。…

>>続きを読む
セットとカメラ移動の組み合わせが、あまりにも緻密に計算されている感じがして興奮した。2人で外歩くシーン、カメラ下から舐めすぎてて興奮した。

いわゆる「芸道もの」つながりとして、『国宝』『さらば、わが愛/覇王別姫』からの流れで鑑賞。U-NEXT配信、デジタル修復版の143分のバージョン。

じゃっかん尺の長さは感じたものの、良質な(よい意…

>>続きを読む
S
4.0

湿っぽい幕切れがやや気になったが、それを差し引いても余りある化け物のような撮影の連続。どんな綿密な撮影計画立てたんだ。あと溝口ってこんなにフレーム外を意識した演出してたんだっていう発見があった。
花…

>>続きを読む
なり
4.1
溝口健二ってやっぱりえぐいと思いました。
特に室内の人間描写が天才的だと、、、。
動線やあえて映さないってところとか
Rin
-

二階の床の間と揺れる水面が死を招き寄せるという日本映画の美しい伝統がここにもある。

お笑い芸人を好きになる人の気持ちがちょっとだけわかったような気がしないでもない。

【死ぬまでに観たい映画100…

>>続きを読む
ヤノ
4.5
昔の柳橋では夜中の2時過ぎに風鈴屋が歩いていたという。ボールライトのような蝋燭の灯り、団扇の所作ひとつとっても美しい映画。
音があまりに聞き取れない
DVDに字幕があるらしいとの情報をみかけたのでいつかリベンジする
KAKIP
4.7

記録用
溝口健二監督作品。

映画「国宝」の原作者がこの映画を観て書き上げたということで久しぶりに鑑賞。

物語自体は「国宝」の喜久雄と俊介のキャラクターを一つにまとめ歌舞伎の名家に引き取られた主人…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事