たまたまHuluを漁っている時に、こちらが目に入り、クリップしてました。
冒頭だけ見始め、いや、ちょっと待てよと、スケジュールで『国宝』観る予定だったので、なんか胸騒ぎがしたので、止めておきました。…
やはり残菊はいい。愛故に身を滅ぼすお徳。やはりニーチェの言うように愛は無限の贈与だ。そして菊之助は愛すべきクズ、大いなる罪人の魂の呻吟だ。罪深く、愛しい人間たちの物語。最近注目されている「国宝」は恐…
>>続きを読むここでもやっぱり、耐え忍ぶ受難的女性像の中に、力強さや美しさを感じるし惹かれてしまう。
そして何よりラストの対比。
こんなにも鮮やかにダイナミクスと静、歓びと哀しみを調和させるラストなんて、そうそ…
日本の映画やと『羅生門』と並んで本当に大好きな1本!
ちょっと次元が違う、見た目だけじゃないこの美しさ
歴史上に輝く傑作
お徳がその身を心を捧げたのは芸事に、
芸術とその先にある感動にであって、
…
梨園を舞台にした溝口健ニ監督の名作
特筆すべきは、その長いワンカット
歌舞伎舞台裏から楽屋、奈落までの数層にも渡る立体的空間や、自宅の廊下〜和室の続き間からお勝手に至る水平に広がる日本建築の空間の…
よく分からないがすごいものを見たという感覚はある
芸術品の持つ凄さというか
アングルが独特だったりロングショットだったり演出的にも印象に残る場面が多い
扱われている芸能の世界の高尚さなども影響してい…
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