襖越しに見える人物、会話する二人の間の空間に置かれる物、横スクロール等いちいち美しく、全ての長回しに意味がある。特に終盤徳子が独りで部屋に帰ってくるシーンは素晴らしい。『祇園囃子』同様、伝統と近代の…
>>続きを読むため息しかない。長回しの妙。
あらためて観てみると、いろんなことに気づく。お徳の顔。森赫子が演じているのだが、最初の登場シーンからロングショットでの長回しで、最後までどんな顔なのかはっきりわからない…
怖い怖い怖い怖い怖い。こんな化け物みたいな映画知らないよ。こんなの誰が勝てるんだよ。こんな映画あっていいのかよ。物質の生々しさが映画を、画面を破壊して、今に画面の全部バラバラに壊れっちまうような、気…
>>続きを読む【鑑賞メモ】
切り分けた西瓜。
「溝口やっぱりええなぁ…」というしんみりした気持ちと、「台詞が…聞こえん」というもどかしさを行き来していた。
まぁ戦前の映画なので…観れるだけありがたいんだけれども…
小説「国宝」の解説で紹介されていて気になったので視聴。
歌舞伎の家に生まれ、周りにおだてられながらも芸のつたなさを陰でそしられる菊之助は、弟の乳母のお徳だけが身分の違いも恐れずに自分に忠言を伝えるさ…
親の七光りで芸の中身のなさに悩む若き歌舞伎役者とそんな男を鼓舞しバックアップする芸者との恋模様を描いた作品。
芸道に邁進するが荒んでしまいながらも再起する流れだったりと「国宝」はかなり影響を受けて…
いつか見た「国宝」の消化不良感を何とか解消すべく、溝口に挑戦。
最高でした。
とても美しいシナリオ。
ただ音声がほんまに酷い、字幕入れてくれ。
何にも縛られず、ただ思いのままに空を舞うことができ…
溝口健二のショットにはいつも惚れ惚れとする。長回し、滑らかな移動撮影。登場人物の感情を伝える際にはクローズアップが用いられることが多いが、溝口の引きのショットにはどうしてこうもキャラクターの悲哀が乗…
>>続きを読む何を喋っているかわからないところもあるが、そんなことはどうでもよくなるくらい素晴らしい画面の奥行きと移動。
お徳が身を引く覚悟で夫を芸の舞台に戻してほしいと懇願するシーンで、画面外から「よし、出そう…
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