何を喋っているかわからないところもあるが、そんなことはどうでもよくなるくらい素晴らしい画面の奥行きと移動。
お徳が身を引く覚悟で夫を芸の舞台に戻してほしいと懇願するシーンで、画面外から「よし、出そう…
きっとできるわ、だって、あなただから。酸いも甘いも、また酸いも。不器用に、何度も味わい、今、ようやく、ようやくついた、あるところ。ここがどこだか、はじめて出会ったあの時は、まだ、妄想の中だった。
…
燃え上がる愛でもなければ、プラトニックな恋でもない。ここで描かれるのは歌舞伎役者に芸が上手くなって欲しいと願い献身的に尽くす奉公人の女性・お徳と芸の未熟さに気づかせてくれたお徳のために芸を磨きたいと…
>>続きを読む京都文化博物館フィルムシアター、特集「映画が見つめるいろいろな家族のかたち」にて鑑賞。
フィルムの状態が良くなくて、顔がよく見えなかったり、セリフが聞き取れないところも多い…けれど、戦前の溝口作品…
記録
【団扇】
フィルムで。
かつての住処大坂、その二階に独りで佇むお徳。ここで急激に死臭が匂い立つ。全ての疲労が彼女の身体を蝕み、本懐を遂げた彼女の肉はその時間と疲れの堆積による重量に抵抗し…
初め台詞聞きづらくてイライラしたけど、
もう2人の想い合う様子が涙めっちゃ誘う。
好きとすらいってないし、キスすらしてない。情愛ってこれ。
川沿い散歩して風鈴を買ってくれた菊ちゃんとのあの一夜から…
映画「国宝」の大ヒットで同じ歌舞伎映画の本作もにわかに注目された感がある。今までどうしても見る気が起きなかったのだがこの機会に見てみた。1939年公開作品ゆえ画像や音声の劣化は仕方ない。それを差し引…
>>続きを読む©1939松竹株式会社