記録用
溝口健二監督作品。
映画「国宝」の原作者がこの映画を観て書き上げたということで久しぶりに鑑賞。
物語自体は「国宝」の喜久雄と俊介のキャラクターを一つにまとめ歌舞伎の名家に引き取られた主人…
たまたまHuluを漁っている時に、こちらが目に入り、クリップしてました。
冒頭だけ見始め、いや、ちょっと待てよと、スケジュールで『国宝』観る予定だったので、なんか胸騒ぎがしたので、止めておきました。…
やはり残菊はいい。愛故に身を滅ぼすお徳。やはりニーチェの言うように愛は無限の贈与だ。そして菊之助は愛すべきクズ、大いなる罪人の魂の呻吟だ。罪深く、愛しい人間たちの物語。最近注目されている「国宝」は恐…
>>続きを読むここでもやっぱり、耐え忍ぶ受難的女性像の中に、力強さや美しさを感じるし惹かれてしまう。
そして何よりラストの対比。
こんなにも鮮やかにダイナミクスと静、歓びと哀しみを調和させるラストなんて、そうそ…
日本の映画やと『羅生門』と並んで本当に大好きな1本!
ちょっと次元が違う、見た目だけじゃないこの美しさ
歴史上に輝く傑作
お徳がその身を心を捧げたのは芸事に、
芸術とその先にある感動にであって、
…
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