残菊物語に投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『残菊物語』に投稿された感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

長回しワンカットでヒキの画がほとんどで、演劇や、シナリオゲームをやっているような感覚になった

推し活の末路のようなヒロイン。ラストシーンはよかった
2人の帰り道のカットなどの構図もよかった
3.0
お徳さんが聖女すぎる!古い作品だからか、音声が悪すぎて聞き取りづらいところが多々あった。字幕欲しかった。

あれ~お徳さん…(泣)
確信犯的に泣かせに来ている脚本です。
明治時代?では家柄の違いでの悲恋は多かったのだろうか?
イメージでは役者なども水商売扱いであまり家柄が良いとも言えないのかと思いましたが…

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愛が異次元すぎるって…ほぼ養ってもらってるうえ家事もしない自分のクソさが際立つ作品であった。今後はお徳のように尽くす女になろう(と言いつつ次の映画をポチる)

 溝口は1939年から松竹系で、『残菊物語』に代表される、いわゆる、「芸道もの」を三本撮る。明治中期から、近代化のために強引に推し進めらた官製の欧化主義に対して、いわゆる国粋主義的、国家主義的、「日…

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歌舞伎役者と身分違いの女性の恋。

献身的で自己犠牲の女性が描かれる。

長回し多発でゆっくりな展開。カメラが動く時の長回しは面白味があったけど、話してるだけのシーンは、じれったかった。
さく
2.5

『山椒大夫』と比べると何故か入り込めなかった。「理想論だけで現実を見れない青臭い男」と「超リアリストで真の強い女」の物語という点においてはまるっきり一緒なのだが。

『山椒大夫』では、「悪役」が明確…

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3.0

【片隅から見守る温もり】
『死ぬまでに観たい映画1001本』最後の日本映画。溝口健二はすみっコから温かく見守るように歌舞伎役者の生き様を捉える。相変わらず、古い日本映画は録音が悪くセリフが聴き取り…

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TP
3.0

 光の陰影の使い方や日本文化固有の独特の間の取り方、1シーン1シーンに持たせる意味の深さなどなど、芸術的に間違いなく秀でている作品であることはわかるのだが、物語自体はありふれたもので、セリフのやり取…

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ss
2.4
咳が止まらなくなるシーン、お徳がひとりで下宿先に戻ったシーンで流れていた唄がよかったな

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