残菊物語に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『残菊物語』に投稿された感想・評価

lag
4.0

晩の街灯沿いを並んで歩き風鈴を買ってすれ違い過ぎていく屋台と石垣から見上げる水平移動の心地よさ。西瓜を切ってふたりで食べて人が帰ってくるまでのひと時。訪ねて探すのを柱の影を繋いで渡る町並みの奥行き。…

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セットとカメラ移動の組み合わせが、あまりにも緻密に計算されている感じがして興奮した。2人で外歩くシーン、カメラ下から舐めすぎてて興奮した。

いわゆる「芸道もの」つながりとして、『国宝』『さらば、わが愛/覇王別姫』からの流れで鑑賞。U-NEXT配信、デジタル修復版の143分のバージョン。

じゃっかん尺の長さは感じたものの、良質な(よい意…

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S
4.0

湿っぽい幕切れがやや気になったが、それを差し引いても余りある化け物のような撮影の連続。どんな綿密な撮影計画立てたんだ。あと溝口ってこんなにフレーム外を意識した演出してたんだっていう発見があった。
花…

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qqfowl
3.5

若手歌舞伎役者の尾上菊之助(花柳章太郎)は大根役者だったが、親の七光りでチヤホヤされ、孤独を感じていた。しかし、弟の乳母、お徳(森赫子)だけは、菊之助の演技は駄目だと正直に意見した。菊之助はそんなお…

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Aix
3.7

雨月物語や赤線地帯などで知られる溝口健二の代表作の一つ。歌舞伎役者に乳母に恋をする話。

古き良くて美しい日本の名作でした。今作は本当に本当に素晴らしい撮影に溢れていて、どうやってこの時代に撮ったん…

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3.6
Amazonプライムの動画は音が酷く、あまり聞き取れない。売り物にするレベルでない。
Kaho
3.7

今から86年前の作品✨️
(私のおじいちゃんが4歳の時か…🤔)

キャストは誰一人分からなかった😂

小説家・吉田修一が「国宝」の執筆のきっかけとなったのは今作の演目「積恋雪関扉」を見て惹かれたから…

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『殘菊物語』
The Story of the Last Chrysanthemums
1939(昭和14年)
松竹
(U-NEXT)

「芸を除けば五代目菊五郎も並の人間と変わることはねぇのさ」

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台詞の4割は聞き取れないのでわからなくても気にせず観る訓練のようにして観ました

風鈴やすいかや菊や鏡台や反物なんかのアイテムたちの瑞々しい存在感!

高田浩吉が映るたびにハンサムすぎてびっくりしてました

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