ビリー・ワイルダー監督の「サンセット大通り」(1950)の次作。大衆とジャーナリズムのあり方を痛烈に風刺する社会派ドラマ。後期ワイルダー監督の常連カメラマン、チャールズ・ラングの最高の撮影が見られる…
>>続きを読む『クライマーズ・ハイ』の主人公、悠木(堤真一)がジャーナリストに憧れるきっかけになったと語っていて気になっていた作品です。
主演はカーク・ダグラス。
サスペンダーとベルトを両方身につけている落ちぶ…
落ちぶれた記者テイタム(カーク・ダグラス)はアルバカーキの小さな新聞社に流れ着き、偶然、古いインディアンの洞窟で男が生き埋めになる落盤事故に出遭う。テイタムは被害者の妻ロレイン(ジャン・スターリング…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
人間の欲や興味関心をこれでもかと描きつつ、不快に思わせない楽しさがある作品。
マッチの火の付け方は今まで観た作品で1番かっこいいかもしれない。
最後の最後まで、主人公は己のジャーナリズム?信念を…
三谷幸喜の偏ったPRのせいで「ビリー・ワイルダー=コメディの巨匠」と思われがちだが、この作品を見て考えを改めるべし。コメディだけじゃない。
本来、ハードボイルドな社会派で、冷静で深い洞察力で人間の…
一大スクープを狙う新聞記者が、洞窟に遭難した男を発見し、記事のために彼を利用しようとする。
ビリー・ワイルダー監督、カーク・ダグラス主演の問題作。
面白い。ワイルダーの映画はどれも脚本が素晴らし…
カーク・ダグラス主演、ビリー・ワイルダー監督の「地獄の英雄」。1951年制作の社会派映画。「失われた週末」「サンセット大通り」のようなシャープさはないが、ラスト近くから、グングン盛り上がって行く演出…
>>続きを読むヤクザ記者のカーク・ダグラスがいいですね。タイプライターのアームがチン!っと動くときにマッチをこすって火をつける仕種なんて、ほんと悪い男だなコイツはって思わせる。
悪行三昧でニューヨークの新聞社をク…