戦争映画といってもエンタメに昇華したり、感動ものっぽくしたりする映画はたくさんあるけど、この映画はちょっと異質でひたすら暗い。
いや戦争映画って本来そうあるべきなのかも
反戦映画としては最高なのかも…
あまりにも死の近い戦場で、哲学に目覚める兵士たちの始終を映した戦争映画。スローなドラマパートから残酷な戦闘への緩急と救いを求めれば求めるほど裏切られてしまう兵士のやるせなさが痛烈。エンターテインメン…
>>続きを読む本作はシネママンションであの紀里谷和明監督がベスト映画に選んでいたので凄く気になり鑑賞しましたが、本当に映画全体が誌の様な深く重厚に戦争が描かれていました。
本作は太平洋戦争でのガダルカナル島の戦い…
登場人物達をフラットに描いて、かつヒロイックな演出をしない事で、米軍の中でもグラデーションを持たせている視点が良い。
テレンス・マリック節であるカットとライティングの美しさ、自然へのミクロな視点も良…
このレビューはネタバレを含みます
素晴らしく美しい映像がとにかく目を惹きます。戦争映画って泥臭くて血生臭いシーンの連続のイメージが強いですが、この作品は人間たちの戦いを包んでいる自然と地球にまでフォーカスしながら描いているところが興…
>>続きを読むテレンス・マリックが1978年の『天国の日々』から20年振りに監督を務めた戦争映画
太平洋戦争の激戦地・ガダルカナル島を舞台にアメリカ陸軍の若き兵士たちの姿を描いた作品。
大自然の中で闘う兵士た…
対日本。一人一人の恐怖との向き合い方、その表情が印象的で、戦争の理不尽さや悲惨さをまじまじと見せつけてくる。でもね、ちょっと助長かなあと。自然の美しさと人間の愚かさを対比させたいのは分かるけど、あま…
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