声が出ない"サイレンス"の異名を持つ凄腕のガンマンと悪徳賞金稼ぎの対決を描いた、セルジオ・コルブッチ監督の異色の西部劇。音楽をエンニオ・モリコーネが担当していて、言わずもがな良かった。
主演もジャ…
雪原が舞台、主人公は喋れないなど異色な要素だらけの中で今作をもっと異色足らしめたのは間違いなくラストだろう。
正直、それまでが意外にも普通なくらい鉄板な西部劇の殺った殺られたの命奪い合いではあるが、…
広大な雪景色やヨーロッパ風のファッションなど、もはやウエスタンではないがそういった要素や物語が美しい映画だなと思った。ラストは救いようがないものだし、全くスッキリしない胸糞なはずなのに、美しいと感じ…
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なんだか自分でもこの作品の核心には届いてない気がして仕方ないけども、西部劇だととても珍しい自動小銃ドイツ帝国の「モーゼルC96」が使われていたり、それがフランス人のトランティニャンからドイツ人のキン…
>>続きを読むクールで寡黙(設定上、実際に話せない)なサイレンス役のジャン=ルイ・トランティニャン
法と秩序を重んじる熱血保安官役のフランク・ヴォルフ
そして、人としてクズながら圧倒的な存在感と異常な冷徹さと狡猾…
初めて見る、イタリア産西部劇だったけどかなり面白い👀想像以上に惨いシーンが多いが、雪原に血が映えて美しい✨
サイレンスは声は出さないが狼のような雰囲気がカッコよすぎる‼️
特にロコらを早撃ちする場面…
神の沈黙こと「カミチン」を描かせたら右に出るものはいないのがベルイマンだが、それを体現するようなミュートのイケメソがサイレンス。対するロコは、キンスキーがまるでジョーカーのように演じている。重苦しい…
>>続きを読むBeta Film 1968