白銀の世界。遠くの山の稜線がぼんやりと見え、馬とマントの男が現れる。「ファーゴ」の冒頭を思い出すワクワク感。砂漠ではなく雪原での西部劇は珍しいよね。非情なラストもシュール。そしてキンスキーの異様な狂…
>>続きを読むメロドラマを織り交ぜたマカロニ・ウェスタン。言葉を発さずとも、佇まいと表情だけで物語ってしまうジャン=ルイ・トランティニャンの技量。ここまで西部劇が合うとは。凄惨な暴力描写も冴え渡っている。ラスト、…
>>続きを読む辺り一面の銀世界を歩く1匹の馬に乗った1人の男、木陰から様子を伺う賞金稼ぎ3人組、そして一瞬の静寂を挟んで繰り広げられる素早い対決という掴みはバッチリなオープニングでスタート
"幼少期に両親を殺さ…
このレビューはネタバレを含みます
一面の銀世界は神秘的ながらも、実態は閉鎖的な弱肉強食の地獄。
サイレンスが町を女を救い出し、悪を一網打尽にするシンプルな西部劇かと思いきや、最後の最後に急ハンドル。
強力な力も正義も1人では意味…
雪が降り積もる静寂の中で、これほどまでに徹底して冷徹な物語が展開されるとは。
1968年製作の『殺しが静かにやって来る』は、西部劇の常識を鮮やかに裏切る、まさに異色中の異色作であり、今なおカルト的…
生活を追われ、野盗となった人々を政府は容赦無く賞金首としていた。雪の降り積もるスノーヒルで、声を失った殺し屋と薄汚い賞金稼ぎは出会う。
「スノーヒルの泥は落とせてもこの地で命を落とした哀れな男の血…
Beta Film 1968