デヴィッド・リンチ監督作品。19世紀のイギリスで「エレファント・マン」と呼ばれた青年ジョゼフ・メリックの半生を描く。デヴィッドリンチ監督は難しい映画のイメージがあったがエレファントマンは全然そんなこ…
>>続きを読むデヴィッド・リンチの中では非常に見やすい。
奇形児を育てていく中で気が狂っていく親を描いたイレイザーヘッド、奇形児が生きた過酷な人生と尊厳を描いた本作。二作を通して何を伝えたかったのかはハッキリし…
みんながとても辛い映画だって脅すからかなり心して見た。ジョンの身に嫌なことが起こりそうになると心がザワザワしてしまい、一気に見ざるを得なかった。思ってたより救いのあるシーンもあってホッとした。アレク…
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冒頭と終わり、場面が切り替わり、視聴者がエレファントマンであるジョンエリックを初めて見るのが看護師と同じタイミングであることなど数々の演出が素晴らしいと思わせてくれました。
見せ物がサーカスから病…
人間としての尊厳や幸せとは、一体何なのだろう。
例えば作中のジョンは、感受性や想像力が豊かでとても心優しく、素晴らしい人間性を持っているとされる。そしてこの映画を観ている私たちは、そんな素晴らしい…
醜い自分を受け入れてほしい、虐めてほしい、そんな欲望が発散された感じがした。
最後のお母さんのセリフで、ただひたすらに存在し、繰り返される自然と存在し続ける永遠という膨大なものの中での、自分の小さ…
デビッド・リンチ監督作品は理解不能なところがある。面白かったのは「ブルーベルベット」「ワイルドアットハート」ぐらい。「イライザーベッド」も真ん中当たりで挫折。「インランドエンパイア」は3分の1低度で…
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実話を基にしているということを知らずに鑑賞したので驚いた。
人間が持つ醜いという本能的な感情の怖さを凄く感じた。ジョン・メリックの人間性を見れば凄くいい人間なのに、見た目が人と違うだけで人は人間とし…