生きものの撮るのかなあ
カマキリとかタコがすごい生き生きとしてる
そして漁師の方の身体つきがいい
欠損部へのクロースアップは大島もちらつくけど、患者さんの主観ショットは是枝にも見える
遺影クロースア…
やはりこのドキュメンタリーの白眉はチッソ本社の株主総会の場面。
この衝撃を味わうために、延々と水俣病の患者さんたち、一人一人の話に付き添って来たように感じる。
率直に、録音状態や強い方言で聞き取りに…
海、船、顔と手のクロースアップ、証言が生むリズム、蛸漁の場面の美しさ、腰に括られ水中をゆらめく何匹もの蛸、読経、唱和、胎児性水俣病の青年が走る車の開いた窓から風を受ける様子を車内から撮った場面の素晴…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
土本典昭・小川紳助監督作品連続上映にて。
日本を代表する記録映画監督土本典昭の代表作。「水俣病」を世界に知らしめた記録映画の記念碑的作品。
水俣病患者たちの日常生活と家族の姿を見つめ、社会への訴…
短文感想 90点
文句のつけどころのない記録映像に変わりはないのですが、結構前に見たため短文感想に留めておきます。重厚ですし考えさせられることがたくさんあるのですが、そこでダラダラと長文を書くのも失…
この映画の撮影当時、患者総数は29世帯121名でしかなかった。(のちに1万5千人に近い数にのぼった。実際には何倍もいるだろう、ひょっとすると何十倍も)
その29世帯を全部撮影すると土本監督は考え…
©︎塩田武史