名匠ジャン・ピエール・メルヴィル監督のフィルム・ノワール。
パリの下町モンマントル。暗黒街の重鎮である老賭博師ボブが、巨大カジノを襲う計画を企てる。
♠🍷⌚
これが正しい表現なのかは分からない…
男たちの間で交わされる即物的な会話。ショットは余韻を残す前に次のショットへと切り替わり、物語は一定のテンポで淡々と進んでいく。犯罪の手口のディティールに対するフェティシズム的なこだわりも健在。
メル…
メルヴィルが初脚本を手掛けた燻し銀のフィルムノワールで、暗黒街に絡みつく色気のある陰影に、要所要所で華を添えるジャズの劇伴、多くを語らず見せる手元のアップに省略のリズムなどタイトな美学で徹底されてい…
>>続きを読む老年の賭博師ボブが最後に大仕事をかますぞ、というからびっくりのギャンブルするのかと思ったら強盗。拍子抜けしてたら、ちゃんと予行演習を公園に図面通り書いてやるみたいな気合の入れ方だったのに、ついついカ…
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