籠の中の乙女に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『籠の中の乙女』に投稿された感想・評価

ako
3.3

科学者が倫理観抜きに実験ができるなら
どんな社会実験をしたいか
みたいな!そんなものを見せられてる気分

自分の知ってるものも本当なのかわからなくなるくらい支配感が強いから
映像を通してゾクゾクする…

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3.7

タイトルが示す通り「家庭」という籠の中に閉じ込められた姉妹と長男の話。

開始1分で不穏な空気が漂い始め、終始厭らしさが続く。
それは過保護を通り越してもはや洗脳と呼んでも差支え無く、観ていてもどか…

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親の管理下におくことでゆがんでいく…ゆがんでいることも本人は気がつかない

何をみせられてるんだ…の気持ちになっちゃう
でもみてしまう

消化しきれない

ランティモス初期三作のなかで比較的筋が追いやすいというか面白い。
父親に管理されて、外界から隔離された家族の話。よく言われるように、独裁国の情報統制下で暮らす人たちのメタファーのように見える。
ラン…

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外界に触れさせないようにする父親の家庭……


何となく想像がつくストーリーなのに、生活の一片を切り取ってまざまざと見せるこの作品はおもしろかったというか、興味深かった。

不気味で
異質で
美しい…

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37
3.4
究極の家父長制の有害さ、おぞましさ、滑稽さ、窮屈さ、気持ち悪さに息が詰まる
これはスゴい
冒頭から何が始まったのかと…
そしてラストの突き放し方
恐ろしい世界観だ

気持ち悪くて意味不明だけど人間の不気味な感情が充満している世界観から目が離せなかった。長女と次女のダンスが狂ってて良かった。特に長女のダンスはキレキレで笑った。あの後、長女はどうなったんだろうって想…

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3.3

このレビューはネタバレを含みます

※仔猫が殺される

これ、邦題「犬歯」のままの方が良くないか?
ここで終わり?!ってなった。

異常な家庭の終焉の物語。
塀の外には兄弟・姉妹がおり、危険な世界が広がっていると言われ、歪んだ教育を受…

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3.8

解釈の強制終了→光の氾濫

これはアレゴリーの映画である。冒頭に言葉の置き換えのゲームがあるのに象徴される。猫は殺人者のようなものではなく、殺人者である。これは比喩ではなくアレゴリーである。同時に映…

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