このレビューはネタバレを含みます
大学の図書室で借りて見た映画
もう一度見たいけど配信にない
ソ連崩壊前のウクライナ出身の監督が撮った反戦映画。
休暇をもらった兵士が、故郷に帰る限りある時間の中で、恋人との出会いや人との関わりを…
映画は虚構だ。演劇やオペラも同じ。虚構と言って悪ければ作りもので、すべては演技。
しかし登場人物が実在し、ほんとうにあった話であるかのように思わせるのが優れた映画であり傑作。そういう映画はいつまで…
反戦をリリカルに描く秀作。
心根の優しい青年アリョーシャは、戦場で手柄を立て数日の間の休暇をもらう。
母が気に懸けていた屋根の修理もしないと。
そんな事を思いながら帰路につく彼の前に様々なハプニング…
休暇を貰った少年兵が仲間から家族への贈り物を託されたり駅で人助けしたりと、人間味溢れるシーンの蓄積が足枷となっていく。
少女との恋が悲惨さを中和しているが本作の真の主題は反戦でも自己犠牲でもない、「…
戦時下の倫理・人情
将軍の心意気アリョーシャの実直さ、中尉の寛容さが心にしみる
この作品の裏の主題は、戦争に行った男たちを待つ女の人生である。パブロフの妻リーザは別の男を部屋に引き入れている。アリ…
戦車2台を撃退し英雄となった19歳のアリョーシャが、勲章の代わりに6日間の休暇をもらい母親に会いに行く話。戦地の仲間の頼みを聞いて家族に石鹸を渡しに行ったり、途中出会った怪我で除隊した兵士にずっと付…
>>続きを読むソ連映画のクロースアップは古典ハリウッドより一歩近い。
直球のボーイミーツガールで刺さった。宮崎駿が好きらしいけど女の子がおさげ髪で黒ワンピで彼氏の外套と軍帽着て兵士に変装したりするあたりがすごくそ…