怪人マブゼ博士/マブゼ博士の遺言の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 5ページ目

『怪人マブゼ博士/マブゼ博士の遺言』に投稿された感想・評価

Mayashico

Mayashicoの感想・評価

4.0

精神病棟に幽閉されてるマブゼ博士がシャバの人間たちを操って犯罪をさせるって話が『CURE キュア』っぽい。トーキー映画なんだけど、冒頭から声を出せない状況を作り出すことでサイレントになる。有名なラス…

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Louis

Louisの感想・評価

4.0
この作品の後ラングはアメリカへ亡命した。
ドイツでは公開中止になり、日本も合わせて上映自粛した映画。
放題は殺人司令。かなり古いフィルムだが、一番前の席で見ると黄金期に僕自身が飛び込めた気がした。
アノ

アノの感想・評価

4.0
短縮版。
冒頭のサイレント風演出が格好良い。
炎上するドラム缶は合成バリバリだけど迫力ある。

車から教授を暗殺するくだりが白眉。
道路に取り残される車で死を表現するの粋だわ。
短縮版を鑑賞。
カーテン越しのボスの正体はハリボテってベタさがたまんねぇ

工事爆発のとこはミニチュアっぽさないし実際燃やしてるのかな?凄まじい…

「殺人司令」の邦題が妖しい短縮版。繋がりが曖昧な分、余計に黒沢清。特に後半の車の追跡は既視感バリバリです。しかし、ボスが死んだ後も命令が幽霊のように生き続けるって設定が最高すぎるな。

冒頭のインダ…

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映画史上の名作11
2014/07/12 ~ 2014/08/15

フリッツ・ラング二作目のトーキー。耳障りな機械音で始まる冒頭や車が走る音にマブゼのささやき声が被さる演出などトーキーならではの面白さがある。

ラングとハルボウの最後の共同作業となった本作。人間の中…

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やはりラングは本質的にアメリカ映画の作家であるということが確認できた。
kurita

kuritaの感想・評価

5.0
自分が好きな映画の原点はこの時点でもう確立されていたんだな、という驚きがあった。
ピカレスクロマンの頂点。

これはめちゃ面白い。黒沢清『CURE』の元ネタ(らしい)。霊体の表現が素晴らしすぎる。それにこの時代にサスペンスアクションを撮ってたラングのセンスにはもう脱帽するしかない。数々の仕掛けに興奮すること…

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