原題『When the Wind Blows』 (1986)
監督:ジミー・T・ムラカミ
原作・脚本:レイモンド・ブリッグス
作画監督・レイアウト:リチャード・フォードリー
音楽:ロジャー・ウォー…
「ケーキが焦げるわ」
イギリスの⽚⽥舎で暮らすジムとヒルダの平凡な老夫婦。ある⽇ラジオから、新たな世界戦争が起こり、核爆弾が落ちてくるという知らせを聞く。ジムは政府のパンフレットに従ってシェルター…
近代の戦争は国家相互の衝突であり、戦争では組織の論理が貫徹される。その戦争を後追い的になぞれば「なるほど戦争とは国家外交の延長線上にある」と理解できる。
この理解はマクロ的であり本質的と言える。
だ…
お仕事で。
なんかガッシャーンって壊されるんじゃなくて、ぐにゃぐにゃと歪んでいく感覚が、不気味で怖かった。でもこれがリアルかもって思った。無知や思い込みは恐ろしいけど、そうするしかなかったんだろうな…
イギリスの田舎に住む老夫婦。
戦争が始まり核爆弾が落とされるらしいことを知った夫は、マニュアルを手にシェルターを作り始める。
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アニメと実写が混じった不気味な作画。
ファンタ…
レイモンドブリッグス、どこでこの絵を見たっけ、と思ったら『スノーマン』の人だった。
そして、先日この企画中に観た『エセルとアーネスト』と彼が原作。
この2作は話のネタも、時代風刺も、その中での夫婦…
イギリスの片田舎に住む善良な老夫婦の、原爆が落とされる数日前から、投下後命の灯が消える直前までを描いた作品。
可愛らしいタッチの絵から原爆投下後の苦しみが表現されていて、「はだしのゲン」とはまた違…
戦下にある英国で暮らすごく普通の夫婦の話
異常なまでに呑気に見える夫婦だが、正常性バイアスというか「いつか日常に戻れるはず」という希望がないとやってられないんだろうなという無意識の深層心理が見て取…