シネマヴェーラ渋谷で鑑賞。
決して良い作品ではない。安藤昇の独白で綴る戦後史であり、暴力にしか生を見出だす術を持たなかった日向謙という戦後が産んだ膿が野たれ死ぬ様を、中島貞夫は抑揚なく描き放り出す…
文太の花形は見ものです。まじ暴れ狂うモンスターですよ。安藤昇は本人役です。ほとんど女と遊んでばかりで筋には絡みません。安藤組の内部抗争を描きます。渡瀬は後半何かに絡むかと思いきや前半だけでお役御免で…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
片腕を落とされた渡瀬恒彦が転がり込んで来た次のカットでは菅原文太が安岡力也のところに殴り込むのが最高。心理は映されなくてもそこにある。二人の戦いに乱入してくる情婦の気合の入りようも物凄い。
こんな…
吹き荒れる暴力と、それを引き立てる場の魅力と格調高い照明に惚れる。やはり安岡力也刺すとこ。後半のシナリオもうちょいいけたのでは?学ラン姿の梅宮辰夫vs菅原文太は笑ってしまう。安藤昇はほぼ女と遊んでる…
>>続きを読むクソおもろい(後半失速するが…)
みんな言ってるが安岡力也と菅原文太が雷雨の中殺し合うとこが最高。前半なのだがね。ここの雷の点滅する光源が良くて、他にも作中通して通過する電車、電信柱の溶接作業員の放…
何にもしない安藤昇をよそに暴れ狂う男たち。
爽快感すら感じるバイオレンス描写にスローモーションも畳みかける。
終わり方があまりにも斬新でギャグかと思った。
終始ぬるそうなビールが逆にシズってる。
グ…