ジャン・ルノワール監督による【ラブ・サスペンス】。
沿岸警備隊のスコット(ロバート・ライアン)は、浜辺で出会った美しいペギー(ジョーン・ベネット)に惹かれてしまうが、ペギーには、元著名な画家で、今…
④
美女に出会って怪しげな男に巻き込まれるあたりヒッチコックっぽいなと思いながら観ていると、盲目の男とのタバコのやり取り、荒れる海上の格闘シーン(舟)など映画的なシーンもあり71分だし良いのかなとも…
冒頭からマヤ・デレンばりの超現実的イメージが表すように(そういえば「狩人の夜」でも美しい水中シーンがあった)、これは男の過去を起点とした妄執の物語であると推察する。
婚約者と浜辺の女、二人の女性はそ…
開始直後のR・ライアンがみる悪夢からもうゾクゾクする
盲目の旦那の前で交わされるタバコのやりとりも堪らない
主人公と旦那が釣り(ケリをつけ)に行く際、部屋の中で鳴る風の音から始まる一連のシーケン…
オープニングの音楽からアメリカ感でてた。アメリカン!ひたすらアメリカン!
でも時折みせるルノワールの絵の美しさにホッとする。
フランスで彼が撮った白黒の水面は最高傑作だった。その後アメリカで荒々し…