大島渚の映画を連続して見ていると。死者との対話を描く映画が多い事に気がつく。そして、本作は、冠婚葬祭を通して日本の家父長制を強烈に批判していく。「夏の妹」の様なディスカッションでなくある程度キャラ付…
>>続きを読む超絶面白かった。あなたは誰と誰の子?相関図がほしくなる。
佐藤慶が絶大な父権をかざし親族全員を意のままに。ドロドロすぎるドラマが展開して色んな儀式がなされる。葬式、結婚式。初夜も大事な儀式。
小…
こういう映画は本当に尊いと思いました。映画のなかで日本の社会を炙り出します。悪しき権力者であり父オブ父の佐藤慶が存在感抜群で、その横に座る日本のアク汁を煮たせてとったようないじわる母の乙羽信子も完璧…
>>続きを読むこれも大島の傑作でしょう
小山明子キレイだな〜なんてそこだけじゃなくって
近親相関的な構図の中で、冠婚葬祭の儀式の欺瞞が暴かれる
ただとっても抽象的なので、抽象画を見てるみたいな気分になる
儀式…
前衛作品ってかなりずるいと思っている。まず難解で衝撃的であれば全て良いものというような世間の風潮が気に食わない。例えば音楽で言うとフリージャズとか昔のジャーマンプログレみたいな感性で聴くような音の塊…
>>続きを読む親戚の死を知らせる電報を受け取り、子供の頃住んだ島へ帰る。
『サマーウォーズ』のモデルとも言われているのは聞いていたけど、一部内容がかなり似ている。日本の旧家、家父長制、冠婚葬祭を大島渚…
大島渚プロダクション