都会のアリスの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『都会のアリス』に投稿された感想・評価

西
4.8
派手でもなく物語の急展開もあるわけでもなけど何故か飽きずに見てしまう不思議な魅力に溢れた映画だった、主人公の青年とアリスという少女の不思議な関係性、次第に仲良くなってくのは微笑ましく、優しい映画だった
"夢なんてないからダメ、現実にあるものにして"

静かに流れる時間、2人の関係の温度、音楽も映像もすべてがよかった
寂しさの中にある美しさが、心に残る映画だった

いい映画だった。
ゆっくりとした展開ながら、ワンシーンワンシーン、じっくりと心に残る。
アリスを警察に届けた後、これはフォリップが寂しくなって、迎えにいくか、どうなるのかアリスがフィリップの元に戻り…

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も
-

ずっと見たかった!!やっと!
絶対好きだよな〜と思って先送りにしていたけど予想以上に好きでしたね…ヴェンダース三部作、こっから続けて楽しみたい気持ち。

かわいくて愛嬌あってちょっと生意気なアリスと…

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hal
4.3
進んでいく時間が心地いい。

川が海へ向かって流れていく、そんなロードムービーだった。
は
-

ヴェンダースの心象そのもの。
ニューヨークがアメリカだった。それ以外はアメリカではない何か。イメージだけでアメリカを伝えようという野望は主人公をだんだんよくわからなくする。
3.2
写真記者として崖っぷちの青年がニューヨークで親のいかい少女を拾ってドイツでおばあちゃん家を探す話。
なんとも言えない2人の関係性とその変遷が楽しめるロード・ムービー。

間違えて2作目から見てしまったが、そのおかげでこの作品を最後まで見れたかも。
あまりセリフを追って深く考えることができず、映像を眺める程度になってしまった。
知らない少女と旅をする現実ではなかなか起…

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陰画としてのビルドゥングスロマーン(Bildungsroman, 成長物語)について、ヴィム・ヴェンダースの作品を観ると、いつも考えさせられることになる。

主に19世紀のドイツで、ゲーテによる『ヴ…

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3.5
ロードムービーが観たくて。良いよねぇ、ヴィム・ヴェンダース。証明写真見返して笑うアリスが好き。終わり方も良い。

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