都会のアリスの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『都会のアリス』に投稿された感想・評価

陰画としてのビルドゥングスロマーン(Bildungsroman, 成長物語)について、ヴィム・ヴェンダースの作品を観ると、いつも考えさせられることになる。

主に19世紀のドイツで、ゲーテによる『ヴ…

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Spica
4.8
めちゃくちゃ渋い映画。親子のような2人の逃避行ともバカンスとも何とも言えない旅路が終始心地良かった。
やはりヴェンダースは最高です!

情緒。
あてどない、あてどない旅。

一時期『このサイテーな世界の終わり』や『テルマ&ルイーズ』を見て、自分が好きなジャンルはロードムービーだと思っていたことがある。

どちらも逃避行だったからか、…

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世界の最高傑作をまた一つ見つけた気分だ

大好きな監督、マイクミルズが好きな映画はときかれ、そうだな強いていうなら都会のアリスだな、と語る
その意味がこの映画を見ればわかる
マイクミルズの傑作,カモ…

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4.3

ヴィム・ヴェンダースが手掛ける「ロードムービー三部作」の一作目

同時期に公開されたロードムービーの傑作『ペーパー・ムーン』と内容が似てたため制作を断念しようとしてたエピソードがある

カメラワーク…

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Hikaru
-
フィリップとアリスの会話が面白い
特に「喉が渇いた」とアリスが言うシーン

モノクロやアナログは境界線が曖昧だからこそ、映像のくっきりとした輪郭や言葉そのものではなく、物事の本質を捉えようとするのかね。
3.7

U-NEXTで視聴、モノクロ・字幕版
ロードムービー・ドラマ
ヴィム・ヴェンダース監督作品

ドイツ人作家フィリップ・ヴィンターは旅行記執筆のためにアメリカを放浪中。
いよいよ帰国する段になって空港…

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3.9
温かい。温かすぎる名ロードムービー。冬の夜にみてほっこりするのが良さそう。
3.6

ヴェンダース初期の作品。モノクロ映像が手作り感に溢れ、温か味を感じる。

一行も書けずにNYを去ろうとしていたドイツ人のライター、フィリップ。空港で見知らぬ女性から9歳の娘アリスを託される。彼女とド…

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4.5

これは『ロリータ』の裏なのでは。フランスからアメリカにやってきたハンバートが母からドロレス・ヘイズを奪い虚無に向かって突き進む逃避行を描いた『ロリータ』に対して、本作は娘を図らずも押しつけられてしま…

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