「ショート・カッツ」
ロバート・アルトマンが製作した3時間の群像劇。人々が絡み合う様を見せられているというよりはこの映画に存在する世界全体を見せられてるという感じ。
登場人物たちはそれぞれの人生…
最初見た時は?な部分も多いが、あとからジワジワと面白さが押し寄せてくる。
トムウェイツがいい味出しすぎで、歌声の通りの大酒飲みキャラが板についていて最高!
ティムロビンスも愚かな人間をしっかりやりき…
◎ 永遠に満たされることのない悲しみ
レイモンド・カーヴァーの短編9作品が混合されていると知って気になって見てみました。死が常に付き纏うダークな世界観が上流社会を中心に漂っていて、話を知っている短…
小学生の時に読んだ星新一とかのショートショートがいくつも合わさった様でワクワクした。
実際に幾つかの短編と詩を合わせて脚本を書いたらしいけれど、全てをこうも綺麗に一つの作品に仕上げられるアルトマン本…
キラキラしたオープニングがもう最高。長回しからのクローズアップで全く異なる人物を繋いでいく、というパターンを何度も繰り返す。うまくハマってるときのアルトマン、これがクセになる。赤ちゃんあやしながらテ…
>>続きを読む過去鑑賞記録
公開時に映画館で鑑賞。
細かいストーリーは覚えてませんが、けっこう好きな映画でした。
自分の人生においては当たり前だけど自分が主役。ほんのちょっと会話を交わしただけの、名前も知ら…
さすが群像劇の匠、アルトマン!という感じの映画です。
現代アメリカ文学好きなら惹き込まれるはずです。レイモンド・カーヴァーの短編と詩をうまくまとめ、独特のシンプルなのに長い余韻を残す味わい深さを映画…
豪華な役者陣による演技力も手伝って、職業、年齢、性別、すべての差異を生み出しうる装置を駆使し、人物を徹底的に区別する。
最も身近にいるにも関わらず他者の視線を介してからしか始まらないパートナーへの…