レーニンを描いた本作、ヒトラーの「モレク神」、昭和天皇ヒロヒトの「太陽」と、人ならざる悪魔を描いた「ファウスト」の権力者4部作これで全て鑑賞。配信もレンタルもないものもありコンプリートには時間がかか…
>>続きを読むスターリンから貰った杖で食卓破壊暴走できるくらいには動けるし、失語症とはいえ聞けるし、話せる。機能しなくなったのは精神的力動、あるいは社会レベルでの自分。そして誰もまともに話を聞いてくれなくなったこ…
>>続きを読むソクーロフの「権力者四部作」の二作目。晩年のレーニンの傲慢ぶりが描かれているが、政治劇というより家庭劇になっているのがポイントか?こういう頑固爺は日本にもいそうだ。足が悪く自分の思うどおりにならない…
>>続きを読む【天才ソクーロフの映画は、凡人には理解不能?】
ロシア映画。アレクサンドル・ソクーロフ監督作品。スタンダード・サイズ。
ソクーロフはこの時期、昭和天皇だとか著名な人物を映画化することに熱を上げて…
記録です。
こんなウルっと来るとは思わなかった…。政治的な主題だったら知識不足でキツいなと思っていたけれど、レーニンを題材にしつつも普遍的な「死に向かう人」を本作は主題としており、仕事・役割・理念…
フィルムに焼き付いた光に重要性が孕む本作がDCPではなく、どこか生々しくも回顧趣味を感じる35mmという形式で上映されたことに深く感動した。
ひたすら権力者の衰弱を捉え続け、日光と自然照明がフィル…