「アルコール依存症による破滅を描いた恐怖映画」
ビリー・ワイルダー監督・脚本作品。アカデミー作品賞も受賞。
さすがのビリーワイルダーでコメディやラブコメ、サスペンスだけでなくこういった作品も作れ…
話の規模がコンパクトにまとまりすぎているきらいはあれども、1945年当時でここまでアルコール中毒のヤバさに踏み込んで描いたスタッフの意気込みに凄いし、正気を失ってまで酒に固執するあまり訳のわからない…
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だが精神は違う
砂袋をはずした気球のようだ
自信に満ち溢れ不可能なことを可能にする
原因なんて自分でよくわかってる
なりたいものになれないからだ
絶望を酒でまぎらわせ
気つ…
タイトルかっこ良過ぎでしょ。
要はアル中のおじさんが最初から最後まで呑んだくれる話。
こんなダメ男に惚れちゃうバカ女共に説教してやりたい。
後半の鬼気迫る演技はナカナカ。
病院やアパートの人なんか見…
ビリー•ワイルダーのハリウッド監督デビューから3年、「サンセット大通り」(1950)の5年前で、やはりブラケットとのコンビ作品である。
アル中が一人で過ごす週末を観察するという、理性ある観客から見…
主人公を自業自得のクズと呼びたくなるが、追い詰められた弱者は自業自得のクズに見えるものかもしれない。めちゃくちゃ抑鬱状態のときに外歩いていると電車とかなんかフック状になってる高所とかばかりに目がいく…
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