もう何回観たかわからないくらい、観まくった白黒映画。今まで観てきたアメリカのモノクロ映画の中で一番好きな作品。
アル中が主人公の映画なだけあり、主な舞台がバーでお酒(主にウイスキー)がしょっちゅう…
アメリカで指折りの名匠ビリー・ワイルダー監督代表作。
酒に狂い、依存した売れない作家が・ドン兄・ヴィックの計画で週末、恋人・ヘレンと田舎で過ごそうと身支度をするが、嘘をついて町に残る。
それが悲劇…
●お酒の奴隷に堕しながら人間としての誇りを捨てられず、捨てられない故に誇りが傷付く苦しみに苛まれ続けるのが哀れっぽくて見ててつらかった。盗みを働くシーンなんか人として一線を越えてしまっているのに、そ…
>>続きを読む アル中の話かと思ったら途中から作家志望というか、あらゆる夢を諦めた人々に通じる話になっててそこから尻上がりに評価高くなっていったなー。
レイ・ミランドの中毒者演技も凄かった。
酒をタバコやド…
アカデミー作品賞受賞作
ビリーワイルダー作品は4本目
大学を中退したドンはいまだ無名作家のまま
アルコール中毒者の彼は兄とガールフレンドとの週末すらも酒のために無碍にしてしまう
ビリーワイルダー…
死ぬまで観たい映画1001本
過去鑑賞
フリッツラングの『恐怖省』でも書いたのだが、二枚目ながら演技力を度々問われることが多かったレイミランドが渾身の演技でアカデミーとカンヌの最優秀主演男優賞を…
このレビューはネタバレを含みます
原作はチャールズ・R・ジャクソンの小説
アカデミー賞作品賞、監督賞、脚色賞、主演男優賞(レイ・ミランド)受賞作、及び、
カンヌ国際映画祭現パルムドール受賞作
1945年のアメリカで深刻化していたア…