黄金の腕の作品情報・感想・評価

「黄金の腕」に投稿された感想・評価

hepcat

hepcatの感想・評価

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黄金の腕ってことだから、ドラムマンで黄金の腕と呼ばれているのかと思ったらディーラーでの腕のほうだった。

ドラッグに溺れた弱いシナトラが誘惑と夢に狭間で葛藤している作品。

シナトラ主演なんだからもうちょっとドラム要素欲しかったかな〜

ただ最後は意外な展開です!?
56

56の感想・評価

4.0
オットー・プレミンジャー監督作。
面白いこれ。いろいろやるせない依存症の話なのに、音楽はやたらとかっこいいジャズ。エルマー・バーンスタイン!

闇賭博のディーラーでドラッグ中毒の主人公(フランク・シナトラ)は、ビッグバンドのドラマーとしての再起を図る。しかし、一度でも体に住みついたサル(麻薬を求める心)は、簡単には死んでくれないのだった…

ドラッグ中毒を初めてがっつり扱った映画。
でもクスリの怖さ以上に、主人公の妻の狂気が怖かった。車椅子生活を送る妻は、夫への重度の依存症。夫をつなぎとめる為に、あえて夫を酷い状態に留めおこうとする。今で言うモラハラ・DVだな。エリノア・パーカーってこんな役もするんだ…
シナトラは、あぁコイツ絶対またクスリやるわって表情とか、心が折れる瞬間とか、折れたら最後、一刻も待てない感じとか、意外に(失礼!)上手い。意志の弱い優男が似合ってた。
作中唯一の常識人・モリーを演じたキム・ノヴァクも良かったな。後の「めまい」などの妖艶なイメージとは違い、今作では可愛くてしっかり者で健気な女性を好演。

同じ50年代のエリア・カザン監督「欲望という名の電車」を思い出した。どちらも、タブーに挑戦してヘイズコードに対抗した作品で、少ない登場人物による、狭いコミュニティー内の、短期間に起こるやるせない出来事を描いた社会派作品。
こうゆう役者の演技バトルみたいな、舞台見てるっぽい映画好きだわ~現代の演技派俳優のバージョンで見てみたい。
bowzZ

bowzZの感想・評価

3.2
これ以前のハリウッドは麻薬に触れる事はタブーだったそうで、本作がそのタブーを破ったそうな。
RyoIkeda

RyoIkedaの感想・評価

3.7
再びプレミンジャー作品。
フランク・シナトラの麻薬中毒者の演技が胸を打つ。

1966年まで続いたヘイズ・コードに一石を投じる作品であったことにまずは注目したい。プレミンジャーらしさが溢れる一作だ。
凄腕ディーラーを中心にした男女模様も、観ていてムズムズするポイントだろうか。
この作品の登場人物は一人ひとりがなんだか「弱い」存在だ。麻薬中毒を描くことがプレミンジャーの目的ではないはず。
あくまでドラマチックに、観客に観せることを強く意識してきたのがプレミンジャーなのかもしれない。

こちらもソウル・バスのタイトルデザインが印象的な作品だ。
ジャスの神様フランクシナトラが出演しているということで見た。
2人の女性のコントラストが物凄い、人間の個性とは、一体なんなのか。
シナトラの歌唱力は、卓越している。
MY WAY!
エルマー・バーンスタイン作曲のテーマが有名なオットー・プレミンジャー監督作品。

以下、若干ネタバレ気味…
“黄金の腕”と呼ばれる凄腕カードディーラーのフランキー(フランク・シナトラ)が薬物中毒から立ち直ろうとするが、交通事故で車椅子で生活するしかない妻(エレノア・パーカー)を抱え、現実は思うようには上手くいかず、ついにはまた薬に手を出してしまい…とういう話。

まずソール・バスのタイトルクレジットからかっこいい。
ときどき入る長回し的なシーンでカメラが部屋の中を行ったり来たりする撮影も見事で、薬を我慢しきれなくなった主人公が酒場からその向かいの売人の部屋に消えていくシーンなど印象的なシーンも多い。

薬物中毒の男をリアルに演じるシナトラはもちろん演技賞ものだが、妻を演じるエレノア・パーカーも粘着質で嫌な感じをよく出していた。また、イメージとしてはセクシー系な役が多いキム・ノヴァクが本作では主人公が薬物中毒から抜け出すのに協力する良い元カノを演じていて、シナトラと2人で真っ当な生活を夢見てウィンドウショッピングしている場面などは観ていて結構切なかった。
ヘイズコード緩和に役立った1本。ワイルダーの『失われた週末』がアル中なら、『黄金の腕』はヤク中。ハリウッドが55年になるまでこの手の映画を2本ほどしか作れていなかったことは遅かったのかもしれないが、ワイルダーとプレミンジャ―には感服させられる。近いうちに、プレミンジャーの『月蒼くして』を観たい。ストーリーは別に今観ると大したことないし、結局ヤク中なのは自分のせいだろ、とツッコミたくなるが、誘惑に負けて注射を打とうとするまでの流れの撮り方がうまく、さすがプレミンジャーだなー(3本ぐらいしか観てないけど)と思ったり。

ソール・バスのタイトルシーンが最高にかっこいい。キャストは、シナトラもノヴァクも良かったけど、脆くて危うく、それでもって嫌な女を演じていたエリノア・パーカーが良かった。
音楽が関係するけどそれはオマケにしか過ぎなくて、ストーリーがコンテポラリーで好き。
テンポも悪くない。この時代はダラダラするものが多いしね。
ザクッと切れるシーンの繋ぎ方も今では古いけど好きだな。
いずみ

いずみの感想・評価

4.2
DVD持ってるくらい大好きな作品。
とりあえず記録。
Smowgs

Smowgsの感想・評価

3.3
ファムファタルはキムノヴァクじゃなかった。
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