さよなら子供たちに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「さよなら子供たち」に投稿された感想・評価

元々、ルイ・マル監督の死刑台のエレベーターが見たくて、始めた映画鑑賞。
遂に見ました。さよなら子供たち。
ナチス占領下のフランスを舞台にした作品。
こういった感想は、不謹慎かもしれないが美しい。
情…

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B5版
3.3

戦時下のフランス修学校の子どもたち。
独兵隊が来ようとも此処はフランス、戦地は遠く彼方。
子どもたちは戯れ、学び、笑いあい、眠りにつく。

凍てつく様な夜の時代に深々と降る粉雪のように淡く、淡く、積…

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忘れられない帰らざる日々

1944年 ドイツ占領下のパリ
カトリック系寄宿学校の少年たち
心細さ、好奇心、憧れ、苛立ち、悪ふざけ
友達の秘密
日常を引き裂く空襲警報
大人たちの世界は嘘と裏切りだ…

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1944年のナチス占領下のフランス。郊外にあるカトリック寄宿所で日々を過ごすジュリアン。クラスに転校してきたボネと仲良くなる。文武両道のボネと過ごし、良い日を過ごしていると彼が匿われているユダヤ人だ…

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ユダヤ人根絶やしのため草の根分けて捜索するゲシュタポ。神聖なカトリック校寄宿舎にも土足で踏み込む。少年達の平和な日常は一瞬にして踏み躙られる。連行される友人と卑劣な密告者。深いトラウマ。

ナチス占領下のフランス。転入生をめぐる寄宿学校での出来事。子供たちの日常を俯瞰的視点で切り取りながら、友情が育まれていく過程を丁寧に描いていく。戦争の影と、理不尽に踏みにじられていく彼らの世界と。終…

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K
4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画で悲しくなって泣いたのは久しぶり


手紙嗅ぐところすき

個人的鬱映画ベスト5に入るのがこれ。
パンズ・ラビリンスと同じく見ていて苦痛を伴う映画
ナチスドイツが話に絡んでくる以上どうしても重苦しい展開になるのは
わかってはいたけど、んーーやっぱつれぇわ
精…

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4.0
心を通じ合わせた友と、言葉さえ交わすことなく迎える突然の別れ。ナチスものは評する言葉に困る。

マル監督自身の子供時代ナチス占領下でのカトリック寄宿学校生活を投影した自伝的映画。ユダヤ人の身分を隠して転校してきたボネとジュリアン(マル監督の化身)の交遊と迫り来るゲシュタポのユダヤ人狩り、それに…

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