実際にはほんの1カ月程度の話なのですが、子供にとっての1カ月のかげがえのない長さが重々しく伝わってくる構成になっていました。
聖体拝領の時に、パンをそっと差し出すだけでボネの口に含ませないことで、…
ラストシーンの終わり方、顔のアップはよくみる展開だけどこの顔のアップで何か心に強く感じたのはこれがはじめてかも。千夜一夜物語が出てきたのがなんか嬉しかったー。こういう映画や本とかに触れて戦争を感じと…
>>続きを読む子どもたちの自然なやりとりが、戦争中のなかの学校生活感をより生々しく感じさせていたのが印象的。
戦争中だろうと喧嘩はするし、友情は生まれるし、子供ならではの隠し事や先生の目をかいくぐって持ち込んだり…
このレビューはネタバレを含みます
ルイ・マル監督最高作だと個人的には思っています。
戦争の悲惨さと子供たちの無邪気さが観てる者を切なくさせます。【ライフ・イズ・ビューティフル】以上に戦争の愚かさを痛感出来る映画です。ドイツがユダヤ人…
第二次世界大戦中のフランスを舞台に、カトリックの寄宿学校に通う少年たちの友情と成長を描く。新しく転校してきた少年と同級生の間に芽生える友情が、戦争の影響を受けながらも深まっていく様子が感動的につづら…
>>続きを読む序盤は『新学期 操行ゼロ』みたく全寮制の厳しい学校で子供たちが活発にいけない遊びをしたり何気ないけれど愛おしい時間を楽しんでいるからこそ徐々に滲み出す第二次世界大戦の影がいっそう不穏な気分にさせる、…
>>続きを読む暴力や死などの直接的な描写がないのに、戦争の残酷さを浮き彫りにして消えない傷を心に残していくような映画。ただ、その時代その国の子供たちが実際に見た戦争とはこういうものだったんだと思う。何が起こってい…
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