渡世人の時次郎は朝吉と旅を続けていた。
ある日女主人の遊郭が乗っ取られ、助けを求められるも時次郎は断る。
だがこの店の女に厄介になった朝吉は単身乗り込み斬り捨てられてしまう。
激昂した時次郎は敵を討…
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ヤクザの女主人が経営している遊郭を乗っ取られて、取り返そうとする。渡世人の時次郎と弟分の朝吉に恩を売り、一宿一飯の仁義を果たさせようとするが、時次郎は去ろうとする。朝吉は一人宿に戻り、仁義…
渡世人の宿命が悲劇的に描かれていて、今まで観たことないものだった。渥美清みたいに仁義を通して死んでいく弱さ。自分がしょうもないやつのために命を賭けなくてはなくなる定め。その暗さが今までの時代劇とは一…
>>続きを読む一宿一飯の恩義
一回でも言ってみたいセリフ。
加藤監督は「長回し」「ローアングル」が特徴的とのことで。
所々意図が理解不能なアングルもありましたが、圧倒的に絵造りに驚愕しました。
彼女が亡くな…
殺陣がすごかった!
死にそうな奴とそうじゃない奴の顔色に合わせたライティング、こういうやり方は初めて見たかもしれない。
おきぬが死んだとこは、階段使っててザ・メロドラマ。
アップでも引きでも、被写…
加藤泰の知る人ぞ知る傑作。相変わらず執拗なまでの長回し。中村錦之助の節回し。軽妙な渥美清。一宿一飯の恩義。それに背いたことから母子を気にかける。中村錦之助と渥美清の組み合わせは意外性があったが悪くな…
>>続きを読む素晴らしい。傑作。
総集編みたいな目まぐるしいハイテンポな展開だが、決してストーリーを端折ったような分かり難さはない。
渡世人の漢らしさ、ヤクザの世界の仁義のカッコよさ。頭も切れて腕っ節も立つ、本…