各ショットが妬ましいほど勇ましさを表現している。当時ではおそらく珍しいシネスコでの日本映画。焦点距離は標準が基本で、奥行きをなくし、常に緊張感あるショット。そこに時次郎の雅差しが光る。ときには怒り、…
>>続きを読む何度でもみる。毎度静と動、熱と冷たさ、無秩序と秩序の瞬・間・美にやられっぱなし、役者が活かされてみなすばらしい。三原葉子と千代之介、虹子…キュン。回想だったんかーいとツッコミ入れつつあの雪と語りに泣…
>>続きを読む勧めていただいたので観た。時次郎が一宿一飯の義なんてくだらねえと仁義や武士道に対して冷めた態度を取りながら、それしかできることがないから嫌々渡世人をやっているのが素敵。モラルスティックだった。高度な…
>>続きを読む【再鑑賞】
一宿一飯の恩義のため、何の恨みもない男を斬った時次郎。
残された妻子と共に旅を続けるが、同情から慕情に変わり…。
十両の薬代を求めて、再び人を斬らざるを得ない宿命。
やくざに憧れる百姓と…