このレビューはネタバレを含みます
脚本がなかなかに丁寧!そして構図が美しい。
先生とKと未亡人、お嬢さんの微妙な距離感が、照明と構図でうまく切り取られた日本家屋の住空間で明らかになる様は見事。
Kこと梶役と先生こと野渕の対比は小物の…
小説のイメージがあるので、映画を観るのをためらってたけどよかった。
キャスティングのイメージは違うけど演じ方に感心してしまう。
この作品を映画にするのはとても難しいことだと思う。小説のテーマを大事に…
お嬢さんと梶と先生との三角関係だけど、お嬢さんの意思も気持ちも尊重されてはいない。単にそこにフォーカスされていないからなのか、この時代の女性を描くとそうなるからなのか。BLと解釈されるのも分からんで…
>>続きを読む身勝手なのだろう。しかし、自分に向き合う自由を得ると、止められないのだ。生きて幸せにすることがどうしても出来ないなら、生きて罪深く表面を取り繕うか、いっそのこと、居なくなって相手に一時の悲しみと次の…
>>続きを読む先生を演じてた森雅之さんが太宰治に似てて変な気持ちになりましたが良かった……市川崑の夏目漱石ものも良い。
どことなくサスペンスフルではありました。
森雅之さんほんと太宰治に似てる(2回目)。有島武…