このレビューはネタバレを含みます
「無邪気なお嬢さん、すねる若先生」
お嬢さん「お母さま困ったわぁ」
奥さん「どうかしたの?」
お嬢さん「野口さん怒ってるのよ」
奥さん「なぜ」
お嬢さん「知らない…私がね、梶さんのお部屋でお話しし…
文学作品を映像化することの不可能性を改めて感じる。湊かなえのようなストーリー小説は映画化が容易でかつそのほうが原作より往々にして良い。しかし言葉自体が特別な力を持つような文学作品を映像で再現するとい…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
市川崑4本目。
市川崑は原作有り作品が多いのかな。
夏目漱石は白黒でも気持ち良く観られた。
森雅之の先生役はぴったりだけど、回想編で川島雄三『風船』で親子役だった三橋達也が同級生役なのは違和感があっ…
高校生の時に原作を読んだことを思い出した。うじうじ君2人の面倒くささ。1人は小理屈ばかりで他人とキチンと向き合わない奴。1人は親友が好きな女子を黙ってお母さんに求婚する卑怯な奴。そんな酷いことをして…
>>続きを読むもっと早く死ぬべきだのになぜ今まで生きていたのだろう
高校の教科書から「こころ」が消えたと聞いた。「山月記」も無いらしい。
今の高校生たちは、自分の仄暗い気持ちが普遍的なものであるという事実に触れ…
〖1950年代映画:小説実写映画化:日活〗
1955年製作で、夏目漱石の同名小説を実写映画化らしい⁉️
これ…かなり内容やばいよね…小6の時の夏休みの読書感想文で読んだけど…子供にはホラーだった…
…
映画として佳品だとは思うが、原作の映像化ということでは疑問がのこる。
まず言い訳しておくと、僕は市川崑が大好きで、「黒い十人の女」「東京オリンピック」「犬神家の一族」、サントリーオールドのCMなど…
『こころ』は時折無性に読みたくなる小説の一つ。あの名作が映画化されているのはなんとなく知っていたけど監督は市川崑だったけ?というくらいの無知っぷりでした。しかも森雅之に新珠三千代なんて期待してしまう…
>>続きを読む