良かった。
マジで良かったよ。
フィルムで撮られたのもあって、すげぇノスタルジーを感じさせる雰囲気と絵作りで、これ系好きな人にはドストライクだろう。
あんまこの手の映画を観ない自分でも何か来るモ…
大傑作だった......。令和にこれを見られることの素晴らしさ。見終わったあと、たしかに彼(女)たちの人生があったという体感を覚えて眩暈がした。「前半:夢、陶酔/後半:覚醒」。かつて確かにひとつの時…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
描き方が小説っぽい。ストーリーの展開はカメラからのヒントが少ない、そのかわりに日記のモノローグで文脈を作ってる感じがする。セックスの描写を大量に入れることも90-00‘sの中国文芸誌に掲載されてた小…
>>続きを読むあの夏は何だったのか、あの夏と形容するほどのものだったのか。
タバコを一人クラブで吸うシーンだけで十分でした。彼女の日記を覗き込む、いや強制的に読まされているかのような錯覚に陥る。ラブシーンも途中か…
原題は『頤和園』。
「頤和園」というと溜池山王の坦々麺が美味しい中華料理店が思い浮かぶのだが、本作は、中国国内の検閲通過を待たずに2006年のカンヌで公開され、結果 ロウ・イエ 監督がその後5年間に…
ロウ・イエ/婁燁18年前の咆哮。
天安門の渦中を名もなき若者の視点から、一切の説明台詞も言い訳もなしに描き切る気骨。サタデー・フィクション/蘭心大劇院の重厚さと推拿の肉感描写をそのままに。この人な…
5月末に『頤和園 ~天安門、恋人たち~』というタイトルで、35ミリでなくデジタル版で再公開とのことで再見。ロウ・イエの2006年の代表作だが、やっぱり良い映画でした。
1987年から89年にかけて…
政治的な要素が確かにクローズアップされすぎで実際は時代に翻弄された若者の退廃的なラブストーリー。邦題も天安門の三文字がいるかは分からないのと、なぜ中国語の題は颐和园?? 颐和园に…
>>続きを読む35mmアップリンク試写会にて
時たま写る右上の白い丸。カメラの劣化によるものだろうが、同じカメラで撮り続けていて、グラフィックが進化していく現代では決して出てこない無用の長物
ロウイエのシャドウプ…
魂映画再上映シリーズ、十年くらいぶりの再鑑賞。映画館では初めてだったけど、35mmプリント上映での質感もよかった。
何でもかでも鮮明な画質でばかり観ている今だと、雨が走ってる粗い画面でみるの、映画観…