一番胸糞悪いカウリスマキ。けど最後には彼独特なじんわりとした希望があってよかったね。
孤独不幸欺瞞の連続。幸せも糠喜びだ。だって世の中そんなもんでしょう?じゃあ生きる理由ってなんなんだよ。出…
昔カウリスマキ見た時は「地味だなあ」と思っていたけど、今見てみるととてつもなく落ち着く。と思ったら、演出とかが昔の映画のままなのだった。
乗っている車や流れる歌など古き良きものに彩どられたハートフル…
アキ・カウリスマキ監督作。
この映画には不思議な魅力を感じた。
色彩、音楽、主要登場人物の無表情の中に見せる表情、無機質な会話のやり取り。
主人公に笑顔はほとんどなく、笑顔のあるシーンはとても皮肉染…
「視線」に対する配慮などは感じるし、失恋した主人公の無気力っぷりは少し笑えはするものの、ぶっちゃけイマイチ。あと、この1年で自分の色彩感覚が鋭敏になってしまったこともあるけど、カウリスマキの色彩は実…
>>続きを読む